わたしのあたまのなか

わたしのあたまのなかの言葉を書きたい時に書く場所。好きな映画や海外ドラマの感想や、覚えておきたい出来事など。食べることが好きなのでおいしいものについてもよく書きます。

2024和歌山旅行・前編 湯浅醤油さんで醤油作り体験

この前、お伊勢さんに行った時、その辺りで泊まるのにお宿を探していたら、1泊2日で約9万円と、わたしたちには高額だったので諦めた。(カニ食べ放題付きで探していたので高くなってしまったのもある)

zfinchyan.hatenablog.com

でも、やっぱりどこかに旅行したーい!

 

というわけで、色々探していたら、いつも行く和歌山のとれとれヴィレッジが空いていたので「えいやっ」と和歌山へ旅行することにした。

 

8:30 紀ノ川SA

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あいにくのどよーんとした曇り空

9:00 湯浅醤油


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湯浅醤油、渋い

和歌山に行くたびにアドベンチャーワールドに行っていたけれど、子どもたちも大きくなり、そこまで動物好きでもないので、アドベンチャーワールド以外に行きたくなった。

(去年は三段壁にも行ったが、波の強さがとても怖かったので今年はやめた)

わたしたちは元々工場見学が好きなので、和歌山で工場見学と調べたら湯浅醤油さんが出てきた。京都では、湯浅醤油というお名前しか知らず、実際口にしたことはなかったけれど、せっかくのこの機会にと思い、事前に予約をして工場見学と、さらに醤油作り体験と櫂入れ体験(有料)をさせてもらうことにした。

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醤油の原料は?と聞かれると、大豆くらいしか分からなかった。

醤油は、大豆、小麦、塩、麹、水の5つのみで作られているそうだ。

ちなみに、ここ湯浅は日本の醤油の発祥の地。

醤油が出来たきっかけは、中国の金山寺で作られていた金山寺みそ(大豆、米、麦に野菜を刻んで入れて漬け込んだもの)の技術を日本に持ち帰ったお坊さんが、そこに出てくる上澄みを舐めたら美味しかったことから始まったのだとか。

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もちろん買いましたとも!金山寺みそ

(併設されている売店では様々な醤油や金山寺みそもお味見できて、それぞれとってもおいしかった)

この湯浅醤油では、約1年かけて醤油を作るそうで、そのほとんどが手作業。

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突然のゆるキャラ。こういうキャラが好きなので、しょうちゃんのトートバッグとかあったらきっと買ってた!

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発酵させた醤油を濾すための布を干しているところをちょうど見させてもらえた。


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櫂入れ体験!

職人さんたちは柵のない深さ2mもある樽に櫂入れをするが、わたしたちは体験なので、落ちないように樽の柵のあるところで櫂入れをさせてもらった。(櫂入れとは、お醤油を混ぜて撹拌するとともに、新しい空気を入れる作業)

わたしたちも体験させてもらったけれど、簡単そうに見えてこれがとても難しかった!

わたしたちのあとに、職人さんが実演してくださったら、ぽこっと空気の圧が下から上にちゃんと出てきて、しっかり空気の入れ替えができていることがわかった。

やっぱり職人さんはすごいなあ!と思った。

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生命力に溢れた絵

工場見学の間、ガイドをしてくださっていた職人さんが何度も「醤油は生き物」「麹は生き物」とおっしゃっていたのが印象的だった。

櫂入れの壁に、それをイメージした絵が描かれていて可愛らしかったので撮らせてもらった。

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醤油作り体験

あらかじめ、大豆と小麦と麹と塩が混ざっているものをペットボトルに入れて、水を入れて、振るだけで簡単にできるお醤油!

と言っても、これが完成するのはなんと1年後

わたしたちは、これを最初の1週間は毎日空気の入れ替えと撹拌をして、少しずつ撹拌の回数を減らしていき、1年かけて発酵と熟成をしていくのだ!大変!でも楽しみ!


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←作りたてお醤油   3日目のお醤油→

もうすでに色がちがうー!蓋を開けると香ばしい香りがする(息子たちは苦手らしい)

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見学後、併設されていた「蔵カフェ」で醤油ソフトクリームを食べた。ほろ苦いカフェオレのような味で、あとから醤油のしょっぱさがきて、とても美味しい!(わたしは別の機会にバニラアイスに醤油をかけて食べるくらい好きになってしまった)

 

何度も来ている和歌山だったけれど、初めての体験をたくさんできて、家族全員大満足。

毎日醤油のお世話をするのは大変だけれど、その分今回の旅行を何度も思い出せるし、家族と話せると思うと、嬉しい。

工場見学もすごく楽しかった!