わたしのあたまのなか

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大人になってから英検3級に挑戦したこと⑤

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【1次試験、終了!】

 

 

1次試験を無事終えて学校の外に出ると、雨はすっかりあがっていた。水たまりがあちこちにできた道を通ってファミレスまで歩いた。

私の心は、やりきった満足感でいっぱいだった。と、同時に「もうライティングを解かなくていいんだー!」という解放感もあった。

ファミレスで待っていてくれた夫と息子たちは、それぞれ非常にねぎらってくれた。試験を受けるのもしんどいが、待つ身もまたしんどいものだ。私たちは互いにねぎらった。私はどうしてもすぐさま小さな宴を開きたくてそのファミレスでミニパフェを食べさせてもらった。(息子たちは待っている間にソフトクリームを食べていた)まだ受かったかどうかなんてわからない。でもとにかく1つの戦いは終わったのだ。

 

 

【答え合わせで大ショック!】

 

 

さて、苦戦したライティングだったが、出てきた問題はあろうことか大の苦手としていDo〜?から始まる文だった。がびーん。オワタ。などと動揺から古い言葉が脳内で走り回っていたが、どうにかこうにか2文を作りやり切った。とにかく何も書かないのが一番ダメだ!と私が勝手に恩師と仰ぐYouTubeの中の方々も口を揃えて言っていたのだ。

記憶ではその日の夕方だったか、翌日ごろに解答がネットで発表されたように思う。答え合わせの結果、私にはリーディング3問、リスニング2問に誤りがあった。試験中、幸い時間が残ったのでリーディングは見直しをしたのに…と悔しかった。でも、仕方ない。これが今の私の実力なのだ。

 

 

【英語なんて、大嫌い!!】

 

 

さあ、いよいよライティングの答え合わせだ。問題用紙にも回答を書き取りしていたため、模範解答と照らし合わせる。が、模範解答のそれと私の書き方は少し違う…?え、うそ?まじで?あー!やっちゃったかもー?!思わず大きな声を出して夫に驚かれるが、私が書いた英文自体も間違っていないはずだ。ああ……でも……これは…。もしかしたら…点数をもらえないかも…できたら答え合わせのあと、すぐにでもよっしゃー!と気持ちよくなりたかったが、結局サイト上の合否結果がでる約2週間後までモヤモヤし続けることになった。

しかし、やがてそのモヤモヤはネガティブな気持ちへと変わった。ネガティブとは英語に対してだ。私は不合格だった場合に心の準備をしているうちに、なんだか英語に嫌われた ような気持ちになってしまい、合否結果が出るまでの約2週間の間、全くと言っていいほど英語に関するものを、自分から締め出してしまったのだ。本来であれば、この期間は合格していた時のために2次試験の対策をするべきであったが、考えれば考えるほど自分の中から自信が失われていく。

だめだ、きっと落ちている。

そう思い込み、毎朝見ている朝のテレビ番組zipの中のコーナー「パンダの星星のベラベラEnglish」ですらも、英語を耳にするたび心の中で静かに傷ついていた。(なんだったらその陽気なパンダのことさえ憎み始めていた)ちなみに夫からは「もしあかんかったらもういいんちゃう?試験前結構イライラしてたで」と言われた。その自覚は少しだけあったが、そこまで言われるほどとは思っていなかった。

もしダメだったら諦めた方がいいのかなあ?すっかり英語に嫌われた気分ではあったが、ここでやめたら頑張ってきたことの全てが0になるんだなあと思うと、諦めきれない気持ちもあったのも事実だ。でもまた試験前のあの無の待ち時間は嫌だなあと思ったのも事実だが。

 

 

【そして、合否は…?】

 

 

そして2週間後。

登録したパスワードをすっかり忘れてしまいあたふたしたが、無事に英ナビ!にログインを果たし合否を自宅で見ることができた。

結果は……合格!!

やったー!ライティングは心配だったけど大丈夫だったんだ!

息子たちに伝えると、まるで自分のことのように喜んでくれた。先に帰ってきていた下の息子(小1)に伝えると「やったー!」と喜んで小躍りしてくれた。あとから帰ってきた上の息子(小5)は「すごいやん!あかんって言ってたから心配してたけどよかったやん!」と、親子が逆転したと錯覚するほどに私のことを完璧にほめてくれた。

夫に、合格と出ている画面をスクショしてメールを送ると、きっと合格発表の時間を把握していて待ってくれていたのだろう。すぐにおめでとうと返してくれた。一人で挑戦しているつもりだった英検は、いつしか家族の一大イベントになっていた。

 

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