わたしのあたまのなか

わたしのあたまのなかの言葉を書きたい時に書く場所。好きな映画や海外ドラマの感想や、覚えておきたい出来事など。食べることが好きなのでおいしいものについてもよく書きます。

大人になってから英検3級に挑戦したこと⑨

 

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初めて降りた駅からGoogleマップを頼りに、とぼとぼと歩き、なんとか英検の会場となる公立の中学校に着いた。

息子のテスト時間に合わせて電車に乗ったので、開始時間よりだいぶ早く着いてしまった。

でも、とりあえず校舎内に入らせてもらえば教室で暖は取れるだろう。

そう思い、靴箱に設けられた受付に受験票を見せたところ、教室に入れる時間は受験時間ごとに決まっているらしい。

私は受験時間より早く着きすぎたためにあと小一時間待たないといけないことになった。

曇り空の中雨はまだ降っていなかったが、肌寒い。

子どもの付き添いで学校まで一緒に来て、そのまま試験を終わるのを待っているらしい数人のお母さんたちが

「今日寒いよねー」

「でもこの辺なーんにもないのよねー」

と、話している声が聞こえてきた。

うーわ、どうしよう

とりあえず学校の敷地内を見回すと体育館らしきところに屋根があったので、そこの外廊下に座ることにした。

が、コンクリートの床からしんしんと冷えが伝わってきて寒い。

下足袋用に持ってきていたしまむらのビニール袋を尻の下に敷き、コートのフードを被った。

が、やっぱり寒い。

 

そして、ここで痛恨のミス!

携帯もテキストも持ってきたが、イヤホンを忘れてしまったのだ

いよいよ始まる面接に備えて私の「先生」=YouTubeの声を音ありで聞くことができないじゃないか!!

幸い私と同じく開始時間まで待っているであろう両隣に座っている人たちとは、お互いだいぶ離れていたので、音量を1だけ上げて耳を澄まして聞くことにした。

 

さて、私が勝手に「先生」と呼ぶのは、YouTubeの「Nick's English」のNick先生である。

これまで私は主に洗濯物をハンガーにかけながらNick先生の動画をよく見てきた。

英検3級の2次面接に出てくる短めの質問のパターンがいくつもあり、こちらが答えるために空けてくれる間合いのタイミングも非常によく、本番さながら練習できるのだ。

 

しかし、寒さと緊張と、いつものように実際に声を出して答えることができないのでなんだか気合いが入らない。

うっ、先生と最後までトレーニングしたかったよう…

 

そして、とにかく寒い。

時計を見ると、教室に入れる時間まではあと45分もある。

やたらと時が進むのが遅い。

 

私はえいやっと立ち上がり、学校をあとにして、またもやGoogleマップを頼りにコンビニまで行くことにした。

外はいくらフードをかぶっても、吹きっさらしの風が寒くて仕方なかったのだ。

お腹も空いてなかったが、チョコを買い、トイレを借りて、ついでに隣の薬局に用もないのに立ち寄り時間を潰す。

早くついて復習をするつもりが、寒さに負けてぐるぐる歩きまわるハメになった。

 

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