わたしのあたまのなか

わたしのあたまのなかの言葉を書きたい時に書く場所。覚えておきたい出来事やお出かけの記録、おいしいものについてもよく書きます。

関西サイクルスポーツセンターへ・中編

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zfinchyan.hatenablog.com

 

お昼を食べたあとは、自転車練習中の息子(9)が行きたがっていた自転車練習広場へ!

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自転車に乗っているのがわたしの息子たち

この広場には、コマあり、コマなしの自転車や、ヘルメットや肘当てなどが用意されているので、それらを自由に使って、自転車の練習を思いっきりできる。緑の部分が薄いクッション材で舗装されているので、転んだとしても最小限の怪我で済む。

ちなみに息子(12)も、ここで練習をして、自転車に乗れるようになった。我が家の周りは車の往来や坂道が多いため、なかなかゆっくりと安全に自転車の練習が出来ない。同じく去年、ここで練習して大体は乗れるようになっていた息子(9)が「また思いっきり練習したい!」と、以前からこの練習広場に行きたがっていたのだ。

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果敢にカーブを攻める息子(9)

さて、ここで二手に別れて行動をすることにした。息子(9)と夫は、このまま自転車練習広場で引き続き自転車の練習、わたしと息子(12)は、サイクリングコースへ。

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全長2.5Km、自然溢れるサイクリングコース!

去年も息子(12)と楽しんだサイクリングコース。レンタルする自転車を選んでいたら息子から「今年は電動自転車じゃないやんな?」と、挑発された。普通の自転車なんて、かれこれ10年は乗っていないが、元々チャリ族として地元で自転車をブンブン乗り回していたかつてのわたしの姿を息子は知らない。(ただ自転車であちこち行っていただけだが)よーし、チャリ族の力を見せつけてやろうではないか。

1周15分のコースだが、自転車は1時間レンタルすることができる。(ふふ、さてさて一体何分でゴールできるかな?)などと余裕たっぷりに久々の普通自転車を漕ぎ始めたら、予想以上にペダルが重くて進まない!!普段、電動にどれだけアシストされていたのかを思い知った瞬間であった。マウンテンバイクをレンタルした息子も坂道に苦戦しており、2人並んで荒い息を吐きながら必死に山道を進む。久しぶりに立ち漕ぎもした。

幸い、コース内には何ヶ所も休憩場所があるので、それはもうスタンプラリーのように自転車を止めて全休憩所に座って一休みをした。途中の休憩場所で、カントリーマアムチョコまみれを2人で「美味しいな」と言いながら食べた。ひんやりとした風が木々を揺らすさわさわとした音と、チョコの甘さが疲れを癒してくれる。

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疲れ果てたわたしたちを見守る自転車

このサイクリングコースは、アップダウンが続きとても疲れるが、普段走る一般道とは違って前や後ろから車が来ないし、一方通行なので、ストレスなくただ漕ぐことに集中できて、木々に囲まれた道も静かで気持ちがいい。

さて、ゴールが近づいてきた。最後の休憩所では高台から景色も楽しめる。その高台には願いが叶うかも?とされている鐘があり、去年の中学受験前に訪れた時には「合格できますように!」と、祈っていた息子(12)。

「今年は何をお願いするん?」と聞いてみると、しばらく考えたのち「家族が幸せでいれますように!」と、言いながら鐘をついてくれた。たった12歳なのに、家族を思う気持ちはまるでお父さんのようである。


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ご褒美の景色と、共に走った相棒

結局1周15分のコースをわたしたちは40分かかってゴールした。

毎度休憩を挟んでいたせいもあるが、思ったよりも時間がかかったなという感想だ。けれど、緑に囲まれたサイクリングコースを息子と喋りながら駆け抜けられたのだから、よかった。去年は電動自転車でスイスイ進んだので、この疲れを味わうことなく終えたのがもったいないくらいだ。次も普通自転車にしよう。自転車から降りたら太ももに心地の良い痺れが残った。

さあ、筋肉痛はいつ来るだろう。明日か?明後日か?

〈後半に続く〉