約1年ぶりに関西サイクルスポーツセンターに行ってきた。
関西サイクルスポーツセンターとは、自転車を楽しむことに特化したテーマパーク。わたしも今回調べてみて初めて知ったことだが、なんとなく市営かと思っていたら一般財団法人自転車センターが運営しているそうで、関西サイクルスポーツセンター以外にも、まだ息子たちが幼かったころに行った万博記念公園内のおもしろ自転車広場もその一部だった。
わたしたちが、関西サイクルスポーツセンター(以下KCS)に行った日は、やっと秋が来た！という感じのスカッと晴れた爽やかな風の吹く気持ちのいい日。
この日の車のお供は大好きな麦芽コーヒー
到着！なんと今年50周年を迎えたそうだ
レトロな雰囲気がたまらない園内
わたしは幼いころにKCSに連れてきてもらったことは1度もないが、なんとなく懐かしい雰囲気に包まれるこのKCSの感じが好きだ。さらに園内に足を踏み入れると、オリジナルソングが永遠に流れている。あのCMの独特な曲の全貌を聴きながら過ごすことができて、それもまた味があってとてもいい。(でもなぜか何度聞いても歌詞を全部覚えられない)
さて、園内に入ってすぐにある人気アトラクション「サイクルリュージュ」が、この日は空いていたので、息子たちに行かせてみた。多い時はものすごく並んでいるこのアトラクションだが、この日は空いていた、ように見えた。が、実際に息子たちが乗り場に行くと、50人ほど並んでいたらしい。そんなことを知らないわたしたちは「まだかな」と言いつつアトラクション降り場で息子たちを待ち続けた。(サイクルリュージュとは、ハンドル付きのソリで急勾配を滑り抜けるアトラクション)
ちょっと見えにくいが、ソリに乗った息子たちは、丸で囲った部分に見える奥の坂道を降りてくる。(手前にあるのは、この日息子たちは乗らなかったが、これまた人気アトラクションの「サイクルコースターモッズ」のレール)
この写真だけで、KCSが自然豊かな土地の中にあるのが伝わるだろう。のどかで、山々の緑が楽しめて、気持ちのいい場所だ。
待っている間に撮ったモニュメント
息子たちがまだ小さかったころは、家族全員でフリーパスを購入して全ての乗り物に付き添いをしていたが、もう今は息子(9)も身長制限をクリアしていて、全てのアトラクションに息子たちだけで乗ることができるので、わたしと夫は入場券だけ購入して、こうしてアトラクション降り場で待つことにしている。
大体40分ほど待ったころだろうか。息子たちがそれぞれに乗るソリが滑り降りてきた。途中のカーブで息子(9)がつっかえてしまっていたが、そのすぐ後ろを滑っていた息子(12)がわざと止まって待ってくれているのが見えて、我が息子たちながら「いい兄弟だ」と、思った。(普段めちゃくちゃケンカしてるけど)降り場で合流すると「めっちゃ待ったけど、楽しかったー！」と、喜んでいた。
2人はこのあとも立て続けにアトラクションに乗りたいようだったが、時間がちょうどお昼に近づいていたので、先にごはんを食べることにした。
もう何度もKCSに来ているわたしたちは、今までお昼ごはんを園内のレストランや売店の軽食で済ませたり、往路のコンビニで調達などをしていたけれど、今回はお弁当を作って持って来ていたので、それを持ち歩いていたわたしは早く食べて荷物を軽くしたかったのだ。
簡単おにぎり弁当
のり4個と、梅干し3個と、塩2個。
おにぎりは合計9個作って、夫以外が2個ずつ食べる計算だったが、結局夫が3個、息子(12)が3個、息子(9)が2個、わたしが1個という内訳になった。息子たちは食欲にムラがあるので余るかもな…と、思いながら作ったが、息子(12)は「まだ食べられる！」と、言っていたので、次からは12個くらい作ってもいいのかも知れない。覚えておこう。
おにぎりの他には、卵焼き・タコさんウィンナー炒め・プチトマト・デザートに、こんにゃくゼリー・ミニ最中・ミルクファッジという家にあるものだけで用意した簡単なものだが、久しぶりに外でみんなで食べるお弁当は、家族に大変好評だったのでよかった。
こんな秋の初めの気持ちのいい季節は、外で食べると何でも美味しいものだ。
〈中編に続く〉
